2019.10.30
京都フィルムメーカーズラボは国内外の若手映画作家を集め、東映京都撮影所、松竹撮影所で短編時代劇を製作するワークショップに加え、エッジをきかせたセミナーを開催しております。第12回目の今年は下記2つのセミナーを一般にオープンにして開催いたします。
京都から世界へ、チャンスです。
11月3日(日) 14:00〜15:30 京都文化博物館 別館ホール
【ビエンナーレ・カレッジ・シネマ・トーク】<逐次通訳>
国際映画祭が見出す作品の見せ方やビエンナーレカレッジシネマの方向性と応募方法について。
ゲスト: ヴァレンティーナ・ベッローモ氏(ビエンナーレ・カレッジ・シネマ、キュレーター)
講師協力:ヴェネチア・ビエンナーレ、イタリア文化会館-大阪
■ヴァレンティーナ・ベッローモ Valentina Bellomo
音楽祭、映画、テレビシリーズやコマーシャルなど様々な分野に10年ほど携わる。
2013からは、ヴェネツィア・ビエンナーレ主催の養成プログラムであるビエンナーレ・カレッジ・シネマやシネマ・VRのコーディネート活動に尽力。ヴェネツィア国際映画祭でのVR上映など様々な活動に従事。
11月3日(日) 16:00〜17:30〜 京都文化博物館 別館ホール
【TIFFセミナー】<逐次通訳>
東京国際映画祭アジアの未来審査員によるトーク。国際映画祭がどんな資質・才能を持った若手作家を探しているか。また、海外の若手作家のファウンディグの状況など。
ゲスト: エレナ・ポラッキ氏(ヴェネチア国際映画祭プログラマー)、ピムパカー・トーウィラ氏(バンコクASEAN映画祭プログラムディレクター)
講師協力:東京国際映画祭
■エレナ・ポラッキ Elena Pollacchi
2004年から1年間、ヴェネチア映画祭にて東アジア作品のプログラミングを担当、12年以降現在まで同職を務めている。アジア映画のプログラマーとして、イタリア、スウェーデン、ノルウェーで活動。ケンブリッジ大学にて博士号を取得し、現在、イタリアのヴェネチア・カ・フォスカリ大学にて中国およびアジア映画について教えている。中国映画、アジア映画、映画祭に関する著作多数。
■ピムパカー・トーウィラ Pimpaka Towira
1990年代初期からタイのインディペンデント映画界で女性映画監督の先駆けとして活躍。長編デビュー作『ワン・ナイト・ハズバンド』はベルリン映画祭でプレミア上映されるなど、国際的に評価された。長編第2作目の『孤島の葬列』は東京国際映画祭アジアの未来作品賞を受賞。また、15年以上に渡って映画プログラマーとしても活動。2015年よりバンコクASEAN映画祭のプログラムディレクターを務めている。2017年から18年まで、シンガポール国際映画祭のプログラムディレクターを務めた。