東京国際映画祭、及びイタリア文化会館-大阪と共催になるレクチャー「マスターズセッション」を開催。東京国際映画祭に参加するゲストを講師として招き、トークサロンとして交流の場も設けた。2018年からはヴェネチア・ビエンナーレでの映画部門の人材育成プログラムであるビエンナーレ・カレッジ・シネマ(以下、BCCと略)と提携している。
会場:東映京都撮影所、松竹撮影所、旧武徳殿、京都文化博物館
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11月6日(金)
【session1】Hands-on時代劇撮影見学会
時間:14:00〜 会場:東映京都撮影所、松竹撮影所
ハンズオン時代劇の撮影現場を見学。
11月7日(土)
【session2】殺陣講座
時間:9:30〜10:45 会場:京都市武道センター旧武徳殿
東映京都撮影所殺陣師による、京都の殺陣の精神とスタイルのレクチャーと実演。
【session3】『切腹』スクリーニング
時間:11:30〜13:45 会場:京都文化博物館フィルムシアター
マスターズ・セッションの課題映画である『切腹』鑑賞。
【session4】カムバック・サーモン・プロジェクト(+オンライン)
時間:15:00〜16:00 会場:京都文化博物館別館ホール
過去のKFL参加者である竹葉リサ(映画監督、KFL2012年参加者)のキャリア及び今後についてのトーク。
1983年生まれ。初長編『さまよう小指』(2014)を皮切りに、『春子超常現象研究所』(2015)、『シグナル100』(2020)を監督し世界のファンタスティック映画祭を席巻。最新公開作『オルジャスの白い馬』(2019)は、日本勢として16年振りに釜山国際映画祭のオープニング作品に選出された。2011年京都フィルムメーカーズラボに参加。
【session5】ビエンナーレ・カレッジ・シネマ・トーク(+オンライン)
時間:16:30〜18:00 会場:京都文化博物館別館ホール
ビエンナーレ・カレッジ・シネマのキュレーターを務めるヴァレンティーナ・ベッローモ氏による、ヴェネツィア国際映画際が行う若手映画作家育成事業についてのトーク。
(ビエンナーレ・カレッジ・シネマ、キュレーター)
音楽祭、映画、TVシリーズやコマーシャルなど様々な分野に10年ほど携わる。2013からは、ヴェネツィア・ビエンナーレ主催の養成プログラムであるビエンナーレ・カレッジ・シネマやシネマ・VRのコーディネート活動に尽力。ヴェネツィア国際映画祭でのVR上映など様々な活動に従事。
11月8日(日)
【session6】『切腹』トークバトル(+オンライン)
時間:10:00〜12:00 会場:京都文化博物館別館ホール
小林正樹監督作品『切腹』(1962年)について、映画監督・入江悠氏、殺陣師・中村健人を交えての自由討論。
日本大学藝術学部卒。『SRサイタマノラッパー』で第50回日本映画監督協会新人賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリなど受賞。『ジョーカー・ゲーム』(2015)、『太陽』(2016)、『22年目の告白〜私が殺人犯です〜』(2017)、『ビジランテ』(2017)、『ギャングース』(2018)、『AI崩壊』(2020)、『聖地X』(2021)など。
京都市出身。アクション俳優として活躍中、ハリウッド映画『ラストサムライ』(2003)にスタントマンとして参加。その後殺陣師としての研鑽を積み、2005年に殺陣師としてデビュー。『男たちの大和』(2005)、『憑神』(2007)、『超高速!参勤交代』(2014)、『関ヶ原』(2017)、『MISS OSAKA』(2020)、『天外者』(2020)、『HOKUSAI』(2021)、『燃えよ剣』(2021)などの映画やドラマでスタントやアクションコーディネーターとして活躍。
【session7】HISTRICA × XR(+オンライン)
時間:13:00〜15:00 会場:京都文化博物館別館ホール
アンリアル・エンジン4を使ったCG、アニメ、実写の実例と可能性についてEpic Game社の杉山明氏、グラフィニカ社の平澤直氏、立命館大学の中村彰憲氏が語る。
CGプロダクション、ソフトウェアメーカーなどを経て、2018年5月にEpic Games Japanに入社。ノンゲーム分野(建築、自動車、映像等)のセールスとして活動中。
早稲田大学法学部卒業。アニメーションプロデューサー。株式会社グラフィニカ代表取締役社長、アーチ株式会社代表取締役、株式会社YAMATOWORKS取締役、株式会社Yostar Pictures相談役。
立命館大学映像学部教授、日本デジタルゲーム学会会長。主な著作に『中国ゲーム産業史』『中国ゲームビジネス徹底研究』『グローバルゲームビジネス徹底研究』『テンセントVS. Facebook世界SNS市場最新レポート』。
【session8】TIFF東京国際映画祭セミナー(+オンライン)
時間:15:30〜16:30 会場:京都文化博物館別館ホール
東京国際映画祭の事務局長である都島信成氏を迎え、東京国際映画祭での若手育成、サポートの方針、その実例について話をうかがう。
(東京国際映画祭事務局長、公益財団法人ユニジャパン事務局長)
【session9】ライトニング・トーク
時間:17:00〜18:00 会場:京都文化博物館別館ホール
KFL参加者による自己紹介。自身の実績、次回のプロジェクト、夢など。
【session10】Hands-onラッシュ上映+クロージング
時間:18:30〜19:30 会場:京都文化博物館別館ホール
Hands-on時代劇で撮影された内容のラッシュ上映と京都ヒストリカ国際映画祭、京都映画企画市含めたクロージングセレモニー。